夜勤明けで帰ってきて、お昼ごろに目が覚めたら外をうろつきたい気分だったのでどこかに出かけたいなーと色々調べてました。
で、ふと同僚が先日の大雨のことについて「被災した場所には一度行っておいたほうがいい、絶対勉強になる!」と力説していたのを思い出しまして。
何がどう勉強になるのか不明だったのですが、嵐山はすぐ近くなので様子を見に行ってみることにしました。
桂川は相変わらず増水していていつもの優雅な流れはどこへやら、といった様相です。
(サムネイルで表示しています。クリックで原寸大表示。)桂川、渡月橋の付近はあちら側とこちら側で岸の高さが違って、低い方がニュースで報道されていたような水害にあっています。
一応こちら側が無事な方。恐らく一番激しかった頃に比べれば随分ましになっているはずですが、物凄い濁流です。
(サムネイルで表示しています。クリックで原寸大表示。)こんな状況ですが、人は多かったです。
私と同じような感じで様子を見に来たのかカメラ片手の人もたくさんいましたし、観光の人や、あえてこの川を眺めに来たのか近くのベンチに座ったり河辺でぼんやり濁流を眺めている人もぱらぱらいました。
私も、その人たちに交じって渡月橋の真ん中へ…。
夕暮れ時で日は沈んで来ていましたが、まだそんなに寒くないというか…私に言わせればちょっと蒸してるくらいの感じでした。
でも、川の上は物凄い川の流れのせいなのか何なのか、冷たい強風が吹き荒れていました。念のために…と羽織っていたストールをカーディガン風にアレンジしなおして風避けをつくってから鑑賞&撮影タイム。
(サムネイルで表示しています。クリックで原寸大表示。)恐らくあの辺りは、最近川の中から出てきたんでしょうね…。
確か草木が生い茂っていて歩くのは苦労するような状態だったはずなんですが、すっかり剥げてしまってます。
私、あの辺りで楽器練習していたこともあったんですが。
あれくらいスッキリしていたら入り込みやすかったなぁ(笑
上の画像の辺りからずーっと右に振っていくと復旧工事をしている場所になります。
携帯電話にパノラマ撮影機能があったので撮影に挑戦してみました。
(サムネイルで表示しています。クリックで原寸大表示。)意外と綺麗にとれました。感激!
一応徒歩で近くまではいけましたが、たくさん立ち入り禁止のロープとか張ってあってトラックも出入りするし、でもバスとかも通るし、砂埃舞い上がるし…それをちょっとでも鎮めるためにずーっと水撒いてはるし大変そうでした。
お邪魔しないようすぐに引き返してきました。
戻る途中、来たときとは逆の端を渡っていたのですが、ふと目についたのが遠くに見えるボートの発着場。
(サムネイルで表示しています。クリックで原寸大表示。)右上あたりに、ごちゃごちゃっとしている辺りです。
実は「ボートのりば」って書いてある白い看板があるんですが写ってないですねww
テレビに映ってたボートって、いつもあそこに並んでるボートの気がしたんですよねぇ。こういう時にすぐに使えるものが近くにあったのはよかったと思いますが…。
駅まで戻ると、なにやら素朴な音色が聞こえてきて足を止めました。
どうやらパンフルートの実演をされているよう。CDの販売をやっているみたいでした。
この近くは休憩所のようになっていて、近くにたくさん出店とかがあるんです。皆さんその辺でアイスとかドリンクを購入して、近くに腰かけて演奏を聴いていました。
私もちょっぴり横で立ち聞き。楽器の生演奏は久しぶりでした。優しくて素朴な音色に癒されてから自宅に帰ってきました。
結局、被災した現場で何を学べばいいのかはよく分からなかったんですが、良く見知った場所の様相がすっかり変わってしまっている姿には少なからず感じるものがありました。
早く復旧作業が終わって、またいつもの趣のある嵐山に戻ってくれることを願うばかりです。
久しぶりに真面目な記事を書いてみたのでした!
ここまでお付き合いありがとうございます!
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